こんにちは、かぴ子です。CA教官やってました。
ボチボチと航空業界に明るいニュースが聞こえる中、凄まじいニュースが発表されました。
それは、「JAL、CAから企画職へ”社内転職” 7月まで募集」。
聞いた時は、「また出向のニュースかぁ」って、思っていました。でも、よく読んでみると、コレ、片道きっぷ。総合職に移動したら、CAは戻れません。
この記事では、「JAL、CA、総合職へ片道きっぷ」のニュースを、おばあちゃんにも分かりやすくご説明します。
記事を読めば、ニュースを知っているあなたは、明日、同僚や上司にほんの少しドヤ顔できます。
JAL、CA、総合職へ片道きっぷ
今回のニュース要点をまとめると、
希望者のみが対象で、総合職へ行ったら、客室乗務員へは2度戻れない社内転職。
詳細は、こちら↓
とりあえず、希望者のみってとこが、救いじゃないでしょうか。希望してないのに、移動させられたら、おそらく社内は戦争勃発。
果てしては、客室乗務員は他部署でも、やっていけるのでしょうか。
元CAの私の意見として、CAはできる人が多いです。しかし、CAは、他の部署では使い物になりません。なぜなら、飛行機のことは知っていても、パソコンや財務、経理の事は、ちんぷんかんぷん。接客ならある程度、他の部署でも通用するところはあるかも知れません。
ここで、勘違いしてほしくないのが、「今すぐは使い物にならない」ということです。やはりCAをやっている人は、勉強意欲や能力は高いものがあります。ですので、他の部署へいったら、最初は使い物にならなくても、学習能力は高いので、すぐに新しい部署になれていきでしょう。
問題は、果たして、希望者がいるのか・・・
私は、いると断言できます。
なぜなら、私がCA時代、転職で何人も辞めていきました。もちろん退職理由として、寿退社が1番多いのですが、次に多いのがCAに興味なくなり、転職。
正直、CAって、勘違いされやすい職種です。お客様からは、華やか職業で、さぞかし楽しい職業って、思われがちですが、実際は違います。華やか世界だけでなく、泥臭い仕事もたくさんあります。
ですので、現役CAでも、「マジで?思ってる世界と全然違かった〜!」って、思う人が絶対いるはず。なので、そういう人たちが立候補するでしょう。若い時はチヤホヤされて、世界中いけて、楽しい職業だと思うんだけど、結婚して子供ができると、大事なものが変わったと人、たくさんいるはずです。
まとめ
コロナ渦で暗いニュースばかりだった航空業界。日本でも少しづつ、明るいニュースが出てきましたね。この調子で、早く完全復活してほしいものです。
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