こんにちは。かぴ男です。エアラインパイロット10年やっていました。
航空業界にいない人にとって、パイロットの仕事はとっても想像し難いものです。
「あ〜かっこいいなぁ〜」くらいしか、思われてないのが実情。
僕は、騙されました(涙)ちょっと、大げさでした…僕が無知なだけでした。
だから、後悔する人が増えないためにも、
僕がパイロットになる前に知りたかった5つの真実【デメリット】を赤裸々に、
あなただけに告白します。
この記事を読めば、あなたのパイロットの仕事内容のイメージは、180度変わります。
パイロットになる前に知りたかった5つの真実【デメリット編】
この記事で紹介することは、ほとんどのお客さまに知れ渡ってないことです。実際、僕もパイロットにになる前、全く知りませんでした。いや、知るべきでした・・・完全なる僕の分析不足です、反省。
パイロットの生活をもっと知りたいあなたは、こちらの記事から読むと、さらにびっくりします。
それでは、いきましょう!
飛行機は、完璧で飛んでいない
Good Luckのドラマなので、「ネジ1本なくなっても飛行機は飛べねーんだよ!」って、キムタクが言ってましたが、完全にウソです。
飛行機は、どこかしら、壊れて飛んでいます。
例えば、与圧システムが故障しても、飛べます。それは、MELという必殺技があるから。
MELとは、Minimum equipment Listと言って、「飛行機のメーカーがある程度の故障なら、条件付きで飛んでいーよー」って、リスト。
これ、パイロットにはあまり好かれません。僕だけかもしれないけど、好きじゃなかったです。
だって、手順や気をつけることが増えるから。
1日に何回も離着陸
パイロットになる前は、1日飛んでも1フライトか2フライトくらいかなぁ・・・と漠然と思ってたのですが、実際は、3フライトとかの日も。
確かに、ロング(主に国際線)だと、1本で大体終わりなのですが、国内線は基本3フライトや4フライトです。
最近では、コロナのせいでプチロングなら、日帰りの国際線があるとかないとか。
小さい会社では、1日に6フライトもする会社も。
確かに、会社的にはパイロットをフル活用したいですもんね。
つまり、何が言いたいかと言うと、1日の離着陸回数が想像よりも多かったってことです。
目的地に到着したら、すぐにまた離陸
飛行機って、到着したら1、2時間の休憩や準備して、また出発〜!って、パイロットになる前思ってました。
国際線なら、1フライトで終わりなのですが、国内線になると、このフライトとフライトの間が、1時間ないんです!
会社と機体によりますが、短いと30分もしないうちにまた出発らしいです。
「30分あれば、余裕でしょ!」と思われ勝ちですが、この30分間にしなくちゃしけないことは、
- 会社への業務連絡
- お客様の降機
- 書類の記入
- 外部点検
- コックピットの準備
- お客様の搭乗
- 管制官に連絡
少なくとも、上記のことはしなければなりません。簡単に書きましたが、チェック項目は数着を超えます。これを1日に3、4回・・・しなくちゃいけないんです。現役時代、「もっと時間ちょーだい!」って、思ってました。
機体は最新テクノロジーだが、パイロットの雰囲気は一世代古い
最近では、A350などの最新機種がどんどん搭乗してきますね。どんどん手順は、簡略化され、パイロットの負担も減ってきてます。
例えば、昔は、自動操縦さえなかったらしいです(泣)
しかーし・・・・
コックピットの雰囲気を見ると、機体よりも1世代昔の風習が残っています。
あくまでも、主観であり、個人の経験なのですが、わけのわからない風習が残っています。
簡単に言うと・・・うーん・・・
こちらの記事で、詳細書いてます。
チェックすることの多さは知ってたけど、超短時間でチェックしなくてはならない
1フライトごとにのパイロットのチェック項目は、数百以上になります。それを短時間にやらなければなりません。
例えば、1秒1項目の場所もあります。いや、1秒もないかも知れません・・・
しかも、間違えたら、墜落か乗務停止のガチンコ罰ゲーム。
ちゃんと、確認しないといけないのはわかってたけど、そんな短時間で・・・・って、のは、知りませんでした。
まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
このブログには、あたなの人生に役立つ情報が、まだまだたくさんあります。
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パイロット・CA・航空業界・飛行機のことを、おばあちゃんにもわかるように、ご説明しています。
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